
- 職業訓練校に通うメリットは、どんなコトがあるのか
- メリットがあるということは、反対にデメリットもあったりするのか
- デメリットや不満の解消法
職業訓練に通うと、どんなメリットがあるのだろう。
反対に、デメリットもあるかと思うと少しビビる。
職業訓練に通ってみて感じたことをまとめてみました。
目次
職業訓練校に通うことで得られるメリット

- 給付面がいろいろ手厚い
- 授業料は無料(テキスト代は必要)
- 就職支援が充実している
- 求職活動が免除される
- 期間限定で学生気分が味わえる
最大のメリットは、やはりお金の面です。
お金をもらいながら勉強ができることが最大のメリットではないでしょうか。
給付面がいろいろ手厚い
- 雇用保険の給付制限が解除になる
(自己都合退職の場合は、3ヶ月間の給付制限があるが解除になる) - 雇用保険の給付期間は訓練開始から訓練が終わるまで(本来の給付日数より長くなる)
- 受講手当(一日500円:訓練を受けた日・40日間限度)がもらえる
- 通所手当(交通費)訓練を欠席しなければ、その月のカレンダー上の日数分が支給される
電車・バスの場合:定期券の金額支給

4月分:基本手当と通所手当が支給 (受講手当の支給はナシ)
5月分:基本手当のみ支給(通所手当、受講手当の支給はナシ)
授業料が無料で受けられる
授業で使う教科書は購入しないといけないのですが、
授業料は完全無料です。
授業の内容は、タダとは思えないクオリティとボリューム。(おなかいっぱい)
※訓練中に怪我をした、させた、物を壊したなどの保険(¥4,800+振込手数料)
就職支援がとても充実してる
・訓練科の先生と個別面談がある
・面接対策セミナーが開催されたりする(入所間もない訓練生を会議室に集め、グループワークなどを行う)
訓練を受ける最終目的は就職すること。
求人情報や就職について相談窓口もあり、就職支援アドバイザーが常駐しています。
就職に関する悩みがあれば積極的に利用するといいですね。
面接の受け方や準備、履歴書・職務経歴書の書き方なども指導してもらえます。

求職活動が免除される
雇用保険を受けるためには、決められた日にハローワークに行かないといけませんが、
訓練に通う場合は、認定日に行かなくても良い。

学生気分が味わえる
訓練期間は6ヶ月
期間限定ですが、学生気分が味わえます。
- 訓練日 :月曜〜金曜
- お休み :土日祝(それ以外の休講日あり)
- 始業終業:9時半〜15時40分(昼休憩は50分)

職業訓練校のデメリットや不満を感じたときの解消法

いざ訓練が始まって初めてわかることって当然あります。
- なんだかんだ訓練に時間を奪われる
→良く言えば充実してるけど、1日・1週間があっという間に過ぎ去るので、時間管理が超重要。 - 月曜から金曜までの5日連続の授業は地味に疲れる
→座学はじっと座って授業を受けるわけなので正直、疲れます。実習は初めてするコトが多く、神経を使う。だけど、毎日過ごしているうちに少しずつ慣れたり、やりながらおもしろくなっていきます。 - そもそも選んだ訓練科が自分に合わない
→訓練を受けていくにつれて、だんだん興味がわいてくることもある - 授業についていけない
→訓練内容はとても専門的で濃厚。わからないコトは放置せずに先生に聞けば、わかるまで丁寧に教えてくれる。 - 訓練生と馴染めない
→無理に仲良くしようと思わず、人間観察してみると結構おもしろい。

職業訓練校のデメリットを回避するためにできること
極論ですがコレに尽きます。
実際、訓練校を途中で退所する人もいます。
訓練を辞めたとて、別になんのペナルティもありません。
(今後、同じ訓練は受けられないようですが)
職業訓練校に通ってわかったメリットとデメリットまとめ
訓練に通うことで勉強以外のこともたくさん学ぶことができるかな、と思います。
- 授業でわからないことはそのままにしない
- わからないことを聞くことで質問力が身につく
- 授業は受け身で終わらず積極的に参加する
とても良い訓練になります。
職業訓練校に通うことが少しでもプラスになると思えたら、最大限に活用するとイイですね。
ご参考になれば幸いです。