ダイビングのベストシーズン
ダイビングといえば、夏にするもの、というイメージがあります。
更に、ダイビングが盛んな地域といえば、やはり沖縄ではないでしょうか(ゴリ押し)
そして、夏以外の季節は、ダイビングはできないのでしょうか。
ダイビングの天気の影響
勿論、晴れに越したことはありませんが、天気が悪い日はどうなのでしょうか。
明らかに雨の日
ダイビングを予約した時点では、当日の天気はおおよそでしかわかりません。
もし、当日雨が降っても、落ち込まないでください。
海に入ると、どうせ濡れます、気にせず潜りましょう。
傘をさして、観光地を巡るより、よっぽど良いと思いませんか?
そして、ダイビングは、多少の雨では中止になりません。
雨の日に潜ると、海の中から水面を見上げたとき、雨が降っている様子が見えて面白いのです。
雨よりも、台風のような強い風や、波浪警報が出ていると、風向きによって波が高くなる場合があるため、その時は中止になることがあります。
夏以外の季節
冬の終わり(だんだん暖かくなる時期)と、冬の始まり(だんだん寒くなる時期)と、どちらが暖かいか(寒くないか)、考えたことはありますか?
例えば、4月と11月では、どちらが暖かいか(寒くないか)、です。
4月(中旬)の沖縄・曇りのち雨
旅行雑誌に必ずといっていいほど載っている、青の洞窟へ初めて行きました。
この時期、人は少なかったです。
この日、天気は下り坂で今にも雨が降り出しそうでした。
そして、雨よりも、波が高いという理由で、青の洞窟へ行くことができませんでした。
中止の場合は、集合時間の2、3時間前に、ダイビングショップから連絡があります。(何も連絡がない場合は、開催です。)
波が穏やかな近くのビーチでダイビングをするか、キャンセルか、選ぶことができます。
この場合は、キャンセルしてもキャンセル料は要りません。
最寄りのビーチでダイビングをする場合は、料金はそのままで開催します。
せっかくなので、近くのビーチでダイビングをすることにしました。
天気があまり良くなかったので、少し肌寒かったです。
太陽があるのと無いのとでは、体感温度が違いますね。
サンゴを見たり、魚に餌付け(餌は麩です)をしました。(鹿せんべいに鹿がワラワラと寄ってくるような感じで、物凄く寄ってきます・・・ちょっと怖いです。)
青の洞窟に行けなくても、楽しむことができました。
6月(初旬)の沖縄・晴れ

日本列島は丁度梅雨の時期です。沖縄はそろそろ梅雨明けするかな?どうかな?という時期です。
この時期も、まだ人は少なかったです。
梅雨明けする前でも、梅雨の中休みという言葉通り、たまたま晴れることがあります。
そして、この時期は、飛行機も宿泊施設も比較的安いです。(沖縄は梅雨明け以降、価格が跳ね上がります。)
この日も、前回中止になった青の洞窟へ行きました。
洞窟というだけあって、薄暗いトンネルをくぐり抜ける感じが新鮮でした。
そして、海は、とても濃い青でした。(神秘的)
ただ、ダイビング器材を装着し、歩いてビーチに向かうことが大変でした。(少し距離があったのと、器材が物凄く重い!)
インストラクターから、『真夏は、ここに長蛇の列ができますよ〜』ということを聞き、気が遠くなりました。
真夏の炎天下に、これを背負ったまま数十分も待つのか!?それは、かなり過酷です。
ですが、このような重い重い器材を装着したまま、ビーチに向かわなければならない理由があるのです。
それは、ビーチ手前に、器材を装着するスペースが無いことと、その辺りは岩場なので、とても滑りやすく、そこで器材を装着することが危険だからです。
更に、人が多い場合、海に入る手前でモタモタしていると、余計混雑してしまうからだそうです。
人気スポットには、こういう事情があるのですね、知らなかったです。
今回はたまたますいてる時に行くことができたので、それはとてもラッキーだったけど、真夏に行くのは、ちょっと避けたいかも知れませんね。
11月(中旬)の沖縄・曇り
この時期も、沖縄では、通常通りダイビングをすることができます。
いうまでもなく、人は少なかったです。
この日も、ビーチから海に入ったのですが、気温が低く(肌寒い)、海水が生暖かく感じたので、海から出ると、寒さに震えました。
11月の沖縄の海は、水中から出るときが寒い!、ということです。
夏が終わるとインストラクターは何をしているのか
寒い時期もダイビングは、やっています。(人は少ないですが)
結局のところ、一年中やっているのです。
そして、インストラクターは、冬の期間は田舎に帰省したり、海外に潜りに行ったりするそうです。
意外なことに、沖縄のダイビングショップで働いているインストラクターは、沖縄以外の出身者が多いです。
ダイビングのベストシーズンと天気の影響まとめ
過去を振り返ってみると、晴れた日より、曇りや雨の日が多かったような気がします(雨女)
ですが、ダイビングは雨の日も充分楽しめます。
晴れた日と雨の日の違いは、若干水温が下がり、水の透視度が悪くなるくらいで、ダイビングをすること自体、大した影響はありません。
ベストシーズンを敢えて外すメリット
・人が少なく、ビーチがすいている(ベストシーズンだと、場所によってはビーチに長蛇の列ができ、水中は魚の数より人が多くなるそうです。)
・更衣室が貸切状態で、ゆっくり着替えられる。
・パウダールームもすいているので、ゆっくり身支度ができる。
季節や天気でみるベストシーズンと、自分自身のベストシーズンは、多少異なるかもしれませんね。
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