オープン・ウォーター・ダイバーライセンスを取得したということは、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識とスキルを身につけたということになります。
目次
ライセンス取得はゴールではなくダイバーとしての始まり
ライセンスは、取って終わりではありません。
ダイバーとして、ちょうどスタートラインに立ったところなのです。
もし、ライセンスを取って以来、一度も潜っていないとしたら、それはとても勿体無いですね。
ペーパーダイバーにならないためには、せっかく身につけた知識とスキルを、使わなければ忘れてしまいます。
久しぶりにテキストを開いてみると、過酷だったライセンス講習の記憶が蘇ってきます。
オープン・ウォーター・ダイバーライセンス取得後にできること
・水深18mまで潜れるようになります。
・インストラクターの引率をつけずに、バディ・システムでダイビングができます。
バディ・システムとは、必ずバディと呼ばれるパートナーと一緒にダイビングをすることで、終始、お互い近くにいるというシステムです。
私は、まだバディ・システムでダイビングをしたことはないのですが、やはりまだインストラクターと一緒に潜りたいですね。
バディ・システムのメリット
主なメリットは3つあります。
①実用面・・・重い器材を装着・脱着する際、お互い手伝えます。
②安全面・・・ダイビング前の器材チェックや、ダイビング中の深度や時間、残りの空気量などを確認し合えることや、もし水中で呼吸する空気が無くなるという緊急事態になった場合も、予備の空気源を渡すことができます。
③安心面・・・水中なので、お互い会話はできません。会話をする代わりに、ハンドシグナルというジェスチャーで意思表示をします。会話はできなくても、意思疎通はでき、安心ですね。
そして、誰かと一緒にダイビングをすることは、楽しさが倍増します。ダイビング中の感動や経験を共有できることで、ダイビング後にその話で盛り上がることはとても楽しい時間になります。
また、ダイビングを通じて、新しい友人ができることもあります。ベテランのダイバーは、気さくに話しかけてくれます。
オープン・ウォーター・ダイバーの次なる展望
オープン・ウォーター・ダイバーは、初級です。
その次のライセンスは、アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーといい、中級になります。(通称・アドヴァンス)
アドヴァンス・ライセンスを取るために必要なもの
オープン・ウォーター・ダイバーのCカードが必要になります(指導団体はどこでも大丈夫です。)
つまり、オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスが無いと、次のアドヴァンス講習が受けられません。
飛び級はできないようです!

そして、私は、将来行ってみたいダイビングスポットがあります。
それは、海底遺跡や沈没船、洞窟などの地形を見に行ってみたいのです。
これらのスポットは、水深18m以上の場所が多く、オープン・ウォーター・ダイバーでは安全に潜ることができません。(オープン・ウォーター・ダイバーは、水深18m以上潜ることができません。)
そして、海底遺跡や沈没船のツアーに参加する場合、いくつかの参加条件を提示されます。
経験本数が定められていたり、チェックダイブがある場合もあります。(チェックダイブとは、スキルチェックのことで、基本的なスキルがマスターできているかを見るものです。)
このようなワンランク上のツアーに参加できるように、経験を積み、さらなる上の資格を目指したいと思います!
ライセンス取得後の楽しみ方のまとめ
一定の講習を受けて資格を取得しても、潜水経験が少ないとスキルが未熟なままで上達することが難しいと思います。
例えば、5年間で100本潜るアドヴァンスド・ダイバーより、年間30本以上潜るオープン・ウォーター・ダイバーの方が、上手だということになります。
つまり、いかに定期的にダイビングをすることが上達へのポイントだということになります。やはり間があくと感覚やコツなど忘れてしまいますので、あまりブランクをあけずにダイビングの本数をこなすことが大切ですね。
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